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2018/06/08 14:53

 

 

 マリリン・モンローやエルビス・プレスリーなどの有名人を始め、 キャンベルスープ、ブリロなど身近な物をモチーフにした派手な色使いの作品を、一度はご覧になられた事がある方も多いのではないでしょうか。アンディ・ウォ―ホル(1928-1987年)は、アメリカ・ペンシルバニア州ピッツバーグ生まれのポップアート界の旗手です。敬虔なカトリック教徒として育ち、1949年にカーネギー工科大学を卒業後、ニューヨークを拠点としてポップアートを中心に数々の名作を生み出しました。また「黄色いバナナ」をモチーフとした作品で有名なロックバンド・ヴェルヴェットアンダーグラウンドをプロデュースするなど、アートという概念を幅広くとらえ、既存の枠には収まりきれないマルチな才能を発揮しました。

 

 

 

 その本格的なキャリアは、ファッション雑誌で有名なVOGUEやHarper's BAZAARの商業用広告やイラストに携わったことから始まります。そこで経験と実績を積んだ後の1960年、アメコミをモチーフとしたファインアート(商業用ではないアート)へと移行しましたが、契約先のReo Castelli Garallyでほぼ同時期に活躍していたロイ・リキテンスタインの作品に触れて以降はその手法から手を引き、試行錯誤の末いよいよアンディ・ウォ―ホルの代名詞とも言えるポップアートを誕生させることとなります。それから約3年後の1964年には、銀色で塗られた壁とアルミホイルで覆われたアートスタジオ「シルバー・ファクトリー」を構え、そこでは一般人と有名人が垣根なく関わり合うという奇妙ながらもクリエイティブな人間模様が繰り広げられ、同時にシルクスクリーンを用いた大量生産型の名作を次々と世に送り出しました。

 

 

 

 

 こちらは1996年、オーストラリア・シドニーで設立されたシューズブランドRoyal Elasticsとアンディ・ウォ―ホル美術財団がタッグを組んだ、世界限定400足で生産されたこだわりの1足です。Royal Erasticsは「履きやすく脱ぎやすい靴」をコンセプトに、設立当初からストリートカルチャーや美術的要素を巧みに取り入れたデザインが特徴です。こちらのアンダーソンモデルは、アンディ・ウォ―ホルが商業用イラストレーターとして駆け出しの頃に携わった「事務職の靴」という広告からインスピレーションを受けてデザインされました。快適な履き心地を求めた2つの素材からなる全体構造と、絶妙に配置されたグラフィック、ストッパーを採用した結ばない靴紐、そして1足ずつナンバリングされた細かなディテールなど、Royal Elastics社のコンセプトが随所に表現されています。更に、内側を銀色で装った専用ケース内にはシューズの他ポスターが同封されるというこだわりようで、紳士的なクラシックスタイルに、またスーツスタイルと合わせたラフに履きこなすギャップのあるアイテムとしてもご愛用頂けると思います。

 

 

 

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